人生の航海は、いつも穏やかとは限りません。 24歳から26歳という時期、私自身、先の見えない嵐の中をさまよう日々を過ごしていて、友人たちも同じように、社会の荒波に揉まれ、出口の見えない苦しみを抱えていました。
その中で、ある友人が自ら命を絶とうとした出来事は、私にとって、この世界がどれほど生きづらい場所であるかを痛感させるものでした。

その絶望的な体験は、私に一つの決意を与えました。
「同じように心を閉ざしてしまった人々に、寄り添い、救いとなれるような仕事をしたい。」

そんな想いを抱えていた時、私の前に現れたのがキャンドルでした。

キャンドルの炎が放つ、静かで温かな光。それは、言葉がなくとも心を癒し、深い安らぎを与えてくれました。私はこの光が持つ力に魅了され、キャンドルづくりを人生の使命とすることを決意しました。

ブランド名である「セントエルモの火」は、大航海時代、嵐の中で船乗りたちの命を守り、希望をもたらした光に由来します。

この世を嵐の航海だと感じるすべての人々へ。
私たちのキャンドルが、あなたの人生を照らす道しるべとなり、心の平穏を取り戻す手助けとなれますように。

私は、一つひとつのキャンドルに心を癒すための特別な想いを込めています。 ただ美しいだけでなく、安心と安全を追求した、あなたの心に寄り添う「希望の光」をお届けします。